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やっと東京に [紹介]

すみません。ごぶさたしています・・・・。
風邪をひいてしまい、初夏のにおいもへったくれもありません。
鼻水のにおいしかしません。
皆様も季節の変わり目ですのでお気をつけあそばそ・・・。
 
さて、
(先輩で後輩の)鈴木伸吾さんからメールが来ました!
やっと東京で展示会だそうです。
 

弓田 様 こんにちは。

初夏のにおいがしてまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。

この度個展を開催することになりご連絡いたします。
お時間ございましたらお寄り下さい。

かれこれ2年の月日がかかり、
北京〜福井〜東京と日本海を渡ってようやく近づきました。。

鈴木伸吾 展
5月22(火)〜6月2日(土)
Zen Foto Gallery

http://www.zen-foto.jp/web/html/about.html
〒1 0 6 - 0 0 3 2 東京都港区六本木 6 - 6 - 9 ピラミデビル 2 0 8

鈴木伸吾

 
DM.jpg

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 [日記]

の勝ち。
 
「ねえねえ凄いでしょ!」とかみさんが持ってきた・・・。
初めて見た。
赤の方が長い2色えんぺつですが、赤の圧倒的勝利に終わったようです。
 
aoenpitsu.jpg


aoenpitsu2.jpg

では 

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熟成と放置 [家具デザイン]

今回発表の新作椅子(Line)についてのお話の続き。
 
前回は「とっかかり部分」だけでしたので、その後の話ということで・・・。
原形は大学の課題で創った椅子でそれから今回の発表まで25年かかってしまった(記事)と、少し大げさに書きましたが、先行して発表された「F(カッシーナIXC/2006年)」のように素材開発から行なったわけでもなければ、デザインも極めてベーシックな北欧スタイル。どうひいき目に見てもそれほどの大作ではありません・・・・(汗)。
そのあたりは、歳月が物語るように良く言えば「熟成」悪く言えば「放置」でございました・・・。

「企業プレゼ開始の巻」
 
大学を卒業後、ヤマギワで照明器具の開発に没頭している間(約10年)にも、なぜかこの椅子のスケッチは続けていました。それは大学で創ったソレがあまりにも消化不良な出来で、まとめ方しだいではモノになりそうな気がしていたからで、たまに思い出してはスケッチを繰り返していました。

 その後、ヤマギワを退社し少しフラフラした後に独立。その最初の仕事として着手したのがこの椅子のデザインという事です。(最初の企画書の日付は2000年2月)
さて、あろうことか最初に持ち込んだある有名ブランドA社で採用され、開発に着手していただける事になったのです。そのブランドとの仕事は「憧れ」でもありましたので、喜び勇んで製品化に向けて邁進する事となったのですが・・・。

「椅子デザインの壁の巻」

当然ではあるのですが、家具デザインのイロハを知らないデザイナーの創ったモノはそのままでは商品化できませんし、特に強度に関する基準は想像を超えるもので持ち込んだデザインでは到底クリアできないものでしたので、その基準に合わせ大きくデザイン修正を行なったのでありました。
 
さて、そのA社での最初の試作の出来はというと・・・・う〜ん・・・これが散々な出来でありまして、これは当時の自分の実力不足からくるカタチの悪さが一番の理由ではあったのですが、加えて強度確保のための構造が ”重たく” 私の理想とするモノとは大きくかけ離れてしまっていました・・。
その後いろいろあって・・・・この商談は破談になってしまいました。試作までこぎ着けたのでもう少し粘る事もできたとは思うのですが、まだ私も志を高く持っていた頃であり、「理想」を追い求める道を選んだという事であります。


line_shisaku.jpg
ちょっと文字ばかりなので意味も無く写真

 

一度試作まで進めた事もありデザインの「悪さ感」がわかったので、デザインを修正しこの時点で今回発表のデザインに近いモノにまで完成させました。この時点での独立から3年を費やしていますが、結果的にこのデザインは山形、果てやスウェーデンといった海外にまで回ったが嫁入り先が見つからないという迷路に迷い込む事になるのでした。
 
その後、家具第2弾として着手した「Fスタッキングチェアー(カッシーナIXC/2006年発表)」の話がまとまって来た事や、当時の最新デザイントレンドが「ミニマル」な方向に突き進んでいた時期だったと思います。今回の「LINE」はこの流れから外れていた事もあり、「お蔵入り」にしたということです。もしこの時点でもう少し粘り強く受け入れ先を探していれば、遅くとも5年前には発表できたのではないかと思います。当時の自分の実力でまとめる事ができたかどうかは疑問ではありますけど・・・。

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今思うと、この時期の試行錯誤は「椅子」デザインのノウハウを知る大きな意義がありました。照明器具デザインで大きなハードルが「温度」であるように、椅子デザインの大きなハードルは「強度」であることを理解しましたし、椅子の造形のまとめ方もこの時期に少し解った気がします。

そうだ・・あと2脚放置された熟成中の椅子がある・・・。
 

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